快適な住まいに窓は重要

断熱と遮熱をするには

いくつか自力で可能な手段は先に触れましたが、次はリフォームを交えてのご紹介。

ガラスフィルムの場合。
飛散防止やUVカットをベースに、日照調整・断熱フィルム、防犯フィルム、プライベート保護用フィルム等があり、機能を選べることがポイントです。ただし、10年ほどしか持たないと言われています。(5年を過ぎるとはがれてくる場合もあるようです)
しかし、断熱効果は非常に高く、効果を体感することができます。また、フィルムを貼り付けても視界はクリアなままなところもポイントです。業者さんに頼めば、しわや空気、埃が入ることなくクリアに美しく仕上がります。
エコガラス(Low-E複層ガラス)の場合。
断熱効果・遮熱効果があります。それによって結露防止が期待でき、(-20℃等の環境ではない限りできないそうです)、冷暖房費用が1/3カット可能のようです。紫外線は80%ほどカットします。
しかし、複層ガラスであるためガラス自体が少し重く、厚みがあります。エコガラスの種類によっては、現在のサッシでの使用が難しい場合もあります。また、ガラスは断熱性に優れていてもサッシがそうではない場合、サッシが結露することも。
可能なら、サッシごと取り換えるほうが良いのかもしれません。
二重窓(二重サッシ・内窓・インナーサッシとも言います)の場合。
現在の窓の室内側にもう一つ窓を取り付けます。現在の窓と、内窓との間に空間(空気層)ができるため、断熱効果が高く、結露防止も期待できます。大きな防音効果もあります。
ガラスが二重になるため、紫外線も単一のときと比べ幾分カットされますし、遮熱効果も期待できます。窓が二重になるため、侵入の手間も二重になり、防犯効果も見込めます。(補助ロックが付いているものもあります)
また、メーカーによっては内窓を「エコガラス」等の複層ガラスにすることが可能です。(トリプルガラスになる!)
そのため、普通の二重窓以上の、二重窓になります。